💓神聖な心の旅路 2020年春から晩秋にかけての出来事

2020年春

私達は相変わらずでした。

今年の春のミニ同窓会はコロナでもちろん中止となりました。昨年の暮れの同窓会には、彼は来られなかったので、この春には1年ぶりに会えると楽しみにしていたのに、がっかりしてしまいました。

ところが、天界からの直観がきたのです。それは何度もやってきました。私は急に彼に目覚めの為の真実をメールで送ることを、決心したのでした。

それから、私はメールをして彼に社会の嘘を解き明かしていきました。彼は実はそういうことには、疎い生活をしていたようです。

そうでなくても、社会と直結して仕事をして来ている人にとっては、裏の社会といえば、やくざとしか思いません。想像力を働かせるなどは現実的な男性には難しいと思いました。

それでも私はコツコツと、やり続けました。当初は「あまりよくわからない」という返事でしたが、時には私も驚くような情報を提供してくれました。少しは関心をもってくれていると、感じていました。彼は忙しいのか、それともめんどくさいのか、わかりませんが、メールの返事は豆には来ませんでした。

このような現実の3次元での二人でしたが、エネルギーでの5次元の世界では、そのまま続いていました。

私のメールは、時には彼がテレビで知るよりもずっと早くに情報を送ることにも、びっくりしていました。

ただ、真実をどのように考えているのかは、彼は何も言いませんでした。ただ彼は政治に対しては、不満を話してくれていました。

 

秋になり、アンラー王女のメッセージにツインフレームについて、担当になった事が書いてあり、以前とはやり方を変更したことが、告げられました。

 

11月のアメリカの大統領選挙が終わってから、バイデンが勝利宣言すると、彼からメールが来たのです。

そのメールは「アメリカの大統領バイデンはカソリックです。ローマ法王が祝福しています。」とあったのには、びっくりしてしまいました。

私はこの半年、彼に目覚めて欲しいと思って送って来たメールは、何も効果を生むこともなかったのです。ショックで私は、彼に「どのような考えもあなたの自由です」と送り、その後、一切の連絡を絶ちました。

彼は多分驚いたはずです。彼は私の手を使って、その頃は私の胸を触ってきていました。それは彼のサイキックなのです。(テレポーテーション)私の意識外からくる手の動きからそれは私にわかるようになっているのです。

彼は、ショックを受けてメールの返事を送った私の胸を触りましたが、私はいつものように喜ぶ心にはなれずに、まるで人形のようになって放心状態になっていました。

彼の手は、そのまま私の胸に置かれても私は何も感じることはありませんでした。

それは、きっと彼にも伝わったはずです。彼にはわかったはずです。

私の心から、残念な事に彼への愛が消えてしまったかのようでした。

 

それから、愛が消えてしまったことが悲しくて私はマスターに叫びました。

「私の心から愛が消えてしまいました。こんな事って、ひどいでしょ、なぜこんな事になるの?私が何をしたの?一生懸命にやってきたのよ。本当にどうなっているの?」とマスターに向かって叫びました。
とその時に、母なる創造主と、アンラー王妃の声も聞こえてきました。

母なる創造主は、「あなたの状態はプロセスなのです。本当にプロセスなのです。」といいました。アンラー王妃は、「私がしたのです。」と言う声が聞こえました。

「とにかく、どうか私を元に戻してください。」と叫びました。

 

次の日にも、彼が私の胸をさわりに来ましたが、私の心はすぐに素直に喜ぶことはできませんでした。

それから、毎日母なる創造主の「プロセスです。」を思い出していました。これはきっと私と彼とのプロセスなのだと、段々に理解できるようになりました。

彼はテレパシーで、「今度同窓会があったら来るよね。」と聞いてきました。私は「わからない。考えることも出来ない。」と正直に言いました。「もしあったら、来てほしい。逢いたいから。」と、私は「今は何にも考えたくないし、行きたい気持ちも湧いてこないの。」とそう言いました。

それでも、彼は毎日テレポーテーションで私のところへやって来ていました。

そして、彼への愛も、すこしづつ快復してきたのです。私ではなく彼にとっても大切なプロセスだったのでしょう。現実の3次元世界ではもう、メールをすることはなくなりました。その気分にはなりませんでした。

少し手荒な方法には違いなかったですが、アンラー王妃のやってくれたことも、理解できるようになり、私は感謝を伝えたのです。

天界のプロセスは私達には、わからない状況に突然なることもあるのでしょう。それは必要な事、感情がどうなるのかを熟知した上での処置で、ショック療法なのではないかと少しづつわかってきました。

私の送ったメールをその後彼は読み返してくれたでしょうか。それも本当のところはわかりません。

そして、彼からの愛のエネルギーは変わらずに私の身体に届けられていました。そして、徐々に私の心に彼への愛が戻り始めたのです。

彼に同窓会で再会して、あれから早くも4年経ちました。

日々の私と彼とは、それからもテレパシーでのやり取りもしてきました。彼も私も同じで、相手を忘れるなど出来ません。相手を無視するなど出来ません。毎日彼の愛を感じてただただ心を解きほぐしてきました。彼の愛はどうしてこうも私を安心させるのでしょう。彼の愛はどうしてこうも私に安らぎをくれるのでしょう。彼の愛はどうしてこうも私の心を呼ぶのでしょう。

彼の愛は「無条件の愛」だとわかりました。彼の愛は真心のこもった愛でした。いつも同じで、変わらぬ愛を私に届けてくれました。私の心がまた彼の方へ素直に向いていくのがわかりました。

私達の関係がどのように進展しているのかは、現実の世界では確かめようのないものですから、それは良い方向へと導かれている事を信頼して、ただ彼の愛のエネルギーに私の心はひたり、そして心は回復していったのでした。それは現実の世界とは別の世界での出来事なのです。

 

湖の近くの橋の上の人