💓神聖な心の旅路 連絡が突然途絶えた

連絡が突然途絶えた

 

メールのやりとり、そして電話でも何度も話をしていたのですが、

5月になってから、彼からメールの返事がパタッと来なくなったのです。私は彼の最後のメールを何度も何度も読みました。そしてそのメールには彼の心から溢れる出るような喜びの気持が伝わるメールだったので、今の状態は信じられませんでした。

「きっと、忙しくしているのね。」

と私はとにかく待つことにしました。

そして、以前ソウルメイトという名前を知っていたことから、やがてツインソウル、ツインフレームについてPCで知って行きました。

サイレント期間があることも知っていましたが、自分たちがこれに当てはまるということは、まだ実感していませんでした。

それよりも、ソウルメイトかもしれないと思っていました。

私はPCで社会の真実を知りつつ、現実の生活の中ではいつも孤独を感じていました。

そのような闇の話を誰が好き好んで聞くでしょうか。ですが、PCというものは素晴らしい物で、私が投稿することで読んでくれる方がいる事に勇気づけられたのです。

みえない相手に感謝しました。

そうこうしているうちに、彼と連絡がつかなくなってから早ひと月以上も経ちました。のんびりと構えていた私でしたが、これは彼からの「さようなら」ということなのね。と理解するようになりました。大人ですから、責めることも、メールで聞くこともしませんでした。

ああ、つかの間の夢を見させてくれたのね。こんな気持ちでいるけど、私はいつかまたあなたに会いたいと思っているのよ。

あなたのメールの一つ一つが真実だったってこと、私にはわかっているもの。今はあなたは私との連絡ができない状態にいるのね。だけど、そうならそれもしかたないわ。どんなふうにしようとも、それはあなたの自由だもの。私にも私の自由があるようにね。いつか会えたらまた笑顔で会いましょう。

そう思いながらも、その夜から毎夜毎夜、私はベッドに入ると彼を探すのでした。そして彼は幻となって私のベッドの横にしゃがみこんで私を見ていました。

私は「キスして、抱きしめて」「私をひとりにしないで」と彼に話かけたのです。

「さようなら、私の大切な人。大好きな人、でもこれは永遠のさようならではないよね。きっと会えるよね。その日がいつになるのかわからないけれども、私はきっと会えると信じているわ。楽しく一緒に過ごしてくれてありがとう。あなたも元気でいてね。」

と、毎夜毎夜私はベッドの中になだれ込むようにして入り泣いていました。

昼間は彼のメールを見て笑い、彼の声を思い出して、また歌の歌詞の中に彼との繋がりを見つけては喜び、私は過ごしていました。

そして、この状態は3ヶ月あまりに渡り続きました。

それから季節は秋になっていて、私の日常は相変わらずでした。

あまりにも長く私は彼の事を思いすぎたのでしょうか、少しづつ私は病から回復していくように、彼を思う気持ちも変わってきました。彼が「さようなら」と言ったわけではないけれども、これはやはり彼の「さようなら」なんだわ。だから私はこの事を受け入れて、行きましょう。だけどそれは彼の自由であるのだから、私はこの心に彼を思う気持ちをいつまでも持ち続けて行くのも、自由だと思うわ。私はあなたに本当に「さようなら」と言いましょう。私の心にあなたを持つことをあなたは知らなくとも、私の大切な”愛”はもう手放すことはないでしょう。私は今ここにいて、あなたをただ愛しているだけよ。あなたの幸せを祈っているわ。あなたの健康をただ祈っているわ。

と思えるように変わって来たのです。

それぞれが、自由の効かない間であるから、もうこれ以上は望むことは彼も苦しむし、私もどうしていいのかわからないから、という理由づけもして。

この出会いが出来た事のみ感謝して、私の思い出として生きていきましょう、とそのように決意したのです。

いつも、元気でいてね。いつかまた同窓会で会うかもしれないでしょう?

そのときには、また「元気だった?」と喜び会いたいわ。だって大好きなんだもの。私はいまだかつて、こんなに深く人を愛したことがあったでしょうか。

心はどこか重く感じるけれど、きっとそのうちに癒えると信じているわ。人は変わっていくものだから。この世に生まれて初めて好きになったその人は私と同じ気持ちでいてくれたことが、とても嬉しいのです。

彼は「愛しているよ。」「好きです」なんて一言も言っていないの。私があなたに電話して、あの日あなたに声をかけられて振り向いた時に、あなたの顔を見て思ったのよ、「あなたも、私と同じ気持ちでいるって思ったわ、そう思っていてもいいかしら?」って私は聞いたわね。そうしたらあなたは「いいですよ」って嬉しそうな声だったわ。

なのに初恋の復活はこうして消えていってしまいました。

私の心は少しづつ快復して、落ち着きを取り戻しつつありました。

ベッドに入ると、涙ぐむ日は続いているけれど。あなたはきっと元気でいるし、幸せに暮らしていると思っているわ。

そして、確かなのは”この愛”をふたりは知っているってことよ。二人の”愛”を二人は知っているってことよ。これは素敵な事よ。これはね。秘密よ。誰にも言わないわ。娘のように、恋煩いまでして、20代のようにあなたに会いに行ったわ。そして降り注ぐ粉雪を二人で見たわ。天からの贈り物を二人で受け取った日を、どうして忘れられましょう。

あなたは、私の心にもう住んでいるの。誰もそこから取り上げることなど出来ないわ。

私の宝物だもの。私の”愛”は確かにあなたを思っているわ。ずっとよ。この”愛”は多分私がこの世を去るまで、無くなる事はないわ。

会いたいわ、でもあなたに「さようなら」したの。その方がいいのよ。

お互いに自由でいましょう。大人だもの。

 

森のそばの穏やかな水域